まるで映画のワンシーン?何気ない日常に字幕を添えてみた
ども、あらきんです。
突然ですが、みなさんは日常の風景に字幕を添えたいなって思ったことはありますか?
「字幕」というのは、あの字幕です。映画でおなじみですよね。
何気ない風景に、そっと言葉を添える…。
それだけで世界が違って見えるんじゃないか、って…
思いません?
ちなみに僕は思ったことはありません。
ないんかーいっ!
ナイスツッコミです。
日常に字幕を添えるとは?
さてさて、いくら思ったことがないからと言って、ここで終わってしまっては読んでくださっている人から、熱心なご意見が届きかねないので続けます。
↑↑熱心なご意見の図
当然だ。さっさと書け。
今日はこの女の子がよく出てきますね。そして相変わらずの毒舌です。では本題に入りましょう。
先日、僕は映画館で映画を見ました。
(映画館は映画をみる場所なので、映画館で映画をみるという表現はなんだかおかしく感じます)
そのときにふと思ったのです。
「この字幕こそが、映画を映画たらしめてるのではないか?」と。
我ながらなんと哲学的なことを思うのでしょう。前世はニーチェかカントか、ツァラトゥストラか?
あらきんはかく語りき。
…まあ、つまり字幕があるから映画は映画に見えて、
字幕がなければ映画ではなく、僕らが適当にスマホのカメラで撮る動画と同じようなものになるのではないか?と。
そういうわけです。
映画の最中でしたが、僕はそっと画面の下半分を手で隠しました。
(イラストはイメージです。しかしこれは一体なんの映画なのでしょう...?)
・・・。
予想もむなしく、字幕を消しても映画は映画でした。
邦画とか吹き替えの映画とか、字幕がない映画もあるくらいですから、当然と言えば当然です。そうなんです、字幕は関係ないんです。
では、逆はどうでしょう?
「何気ない日常を撮った動画に字幕をつける」
字幕をつければ映画に見えるのではないか?
しかし、これはあまり映画に見えるような気はしません。
なぜなら、映画はカメラを何台も使って、いろいろなアングルから撮影しています。
映画はカメラワークが命なのです。
素人が適当に撮った動画に字幕をつけたからといって、それは映画ではなく、ただの字幕付き動画にしかなりません。
むむむ…。
映画を見ながらそんなことを考えていた僕でしたが、ふと名案が浮かびました。
そうか!写真に字幕をつければいいのか!
というわけで、
日常の何気ない写真に字幕を付けることで、まるで映画のワンシーンかのごとく見えるのではないか?
という検証をします。
使用するフォント
文字にはフォントというものがあります。字幕をつけるのであれば、字幕っぽいフォントを選ばなくてはいけません。
文字が映画の邪魔をするなどあってはならないこと。字幕はフォントが命!
しかしそれならば、実際に映画に使われているようなあの独特の手書き感のある文字を使いたいと僕は考えました。でも、ちょうどいいフォントなんてなかなかないし・・・、
「お困りのようだね」
!??
あっ!
ドラ〇もん!!!
ドラ「君にいいものをあげよう」
い、いいもの…?
ドラ「し~ね~きゃ~ぷ~しょ~ん~~」
cute-freefont.flop.jp
チャラララッチャラ~~
あ、茶番はここまでです。
今回の字幕には「しねきゃぷしょん」というフォントを用います。
実際に映画で使われているフォントではありませんが、無料で映画っぽいフォントを使うことができます。自主製作映画などに使うのでしょうか?
自主製作で字幕…?英語で話してるの?
テキトーに言いました。どこで使われているかは知りません。さっそく使ってみた
平凡な日常の写真に字幕をつけてみました。いくつかご紹介します。
ちなみに、今回はすべて僕が実際に撮った写真を使っています。写真家あらきん。僕の腕前をとくとご覧あれ。(普通の写真です。)
その1
…ちがいますね。
何気ない日常と言って、いきなりこの写真なのは、いささか卑怯かもしれませんが、どうでしょう?映画の一場面を切り取ったように見えるような気がしませんか?
きっとこの置物のようなネコは、言葉が分かって話すことができるに違いないのです。僕にはもうそんな風にしか見えません。
こんなかんじで次々行きます。
その2
こちら、台湾で撮った写真です。バイクだらけですごかったので撮りました。地味にすごくないですか?
これを見たとき、「日本では肩の狭い思いをして走っているようにも見えるバイクが、幅を利かせて走れているこの国は、なんてバイクに優しいんだろう」と突拍子もないことを思ったのを覚えています。
写真のこの場面は、そんなバイクに優しい国台湾でバイクに乗って誰かしらが逃げている、そんなシーンなのでしょう。
「犯人は現在バイクにて逃走中!」
こんな連絡が入った直後だったのかもしれません。
その4
遺跡が発見されて、数日で見物人でごった返しになってしまうほどになってしまったという設定です。遺跡に今から乗り込もうとする探検家が言ったセリフです。(ちょっと苦しいかな?(笑))
ちなみにこれはシンガポールのユニバーサルスタジオです。
その5
コナンでこういうシーンありませんでしたっけ?隣の橋から狙撃する的な。
このセリフを言った人は巻き込まれてしまっただけなのかもしれません。それか命を習われるようなことをしておきながら、その心当たりがないあんぽんたんか。
その7
ミッションインポッシブルをイメージしました。
ゴーストプロトコルで似たようなシーンありましたよね。
あの音楽が聞こえてきそうな気すらします。ちなみにこのビルの高さは509メートル。まさにインポッシブル!壁を上るなんて想像するだけで震えてしまいます。
その9
個人的にはこれが一番のお気に入り。
「イントゥ・ザ・ワイルド」で実際にありそうな場面です!見てない方はぜひ。なんと実話。
ちなみに気になる場所は、鳥取砂丘です。
何気ない日常の写真っていう設定はどこにいった!
まあまあ、そんな硬いことを言わないで。まとめ
どうでしたか?何気ない写真もまるで映画のワンシーンになっていませんでしたか?個人的には結構いけてたと思うのですが。
日常がつまらないつまらないと嘆く前に、「あ、この場面にはこんな字幕をつけたらいい感じだな!」っていう字幕作家ごっこをしてみるのもいいかもしれませんよ?
1分くらいは暇つぶせるかも、1分くらいは…。
最後に、真のいらすとやーとなるために、いらすとやのイラストを使って字幕画像を作成します。
人生で言ってみたいセリフですね~。いらすとやーがなんのこっちゃという人はこの記事をどうぞ。ではまた~。
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