【失敗談】初めての海外で財布を落としちゃった!
こんにちは、あらきんです。
今回は僕が初めての海外旅行でやらかした失敗談をお話します。まだ海外に行ったことのない人、これから海外に行く人はぜひこれを読んで僕と同じ不幸な目に合わないように参考にしてください。
ついでに台湾で行ったところの紹介もします。
初の海外へ、行先は台湾
僕が最初に旅行した海外は台湾でした。台湾と言えば、日本からの旅行者が非常に多く、現地でも日本語が通じる人が多いため、初めての海外旅行先として人気のある国です。治安もとても良いです。
実際、3時間ほどのフライトで着きましたし、想像以上に日本語だけで過ごせるので驚きました。
別に観光客が多く来るようなところではない立地にあるお店の人でも、片言の日本語で料理の説明をしてくれたりするので(単語だけの人もいましたが。)、日本人にはすごく旅行しやすい国だと感じました。
片言の日本語でも、中国語は全く分からない僕には十分すぎるほどでした。
ついでなので、台湾で行った場所を紹介しておきます。
まずは台湾といえば夜市は欠かせません。僕は台湾最大の「士林夜市」に行きました。屋台やお店が密集していて、見ているだけでも楽しい場所です。
お店も人も多く、とても活気にあふれています。
ここではいろいろなものを食べました。ただ、独特の香辛料(六角?)が多く使われており、ちょっと苦手な料理も少なくありませんでしたが、おいしい食べ物もたくさんありました。安いので気になるものを片っ端から食べていきました。
有名な、千と千尋の神隠しのモデルとなったともいわれる「九份(きゅうふん)」にも行きました。
ここもお店だらけでした。台湾スイーツがたくさんあって、ここでもたくさん食べました。夜市より個人的には好きな料理が多かったです。
結構歩くのですが、楽しいです。やっぱり見たことのない風景が疲れを感じさせないのかもしれませんね。ただ、周りはみんな日本人なので日本語しか聞こえてこない不思議な場所でした。(笑)
もっといろいろ行ったのですが、これくらいにしておきます。
今思えば、食べてばかりの旅行でした。
そして事件は起きた。
財布を落としたのは1日目の夜でした。ちょうど士林夜市から帰るバスの中で落としたのだと思います。
台湾のバスはすごくせっかちで、バス停で待っていても、着いた瞬間、走って乗り口に近寄らないとすぐに扉が閉まって行ってしまいます。これに気付くまでに2本逃しました。とにかく早いんです!
乗ってからも、バス停の名前は中国語なので、なかなか集中してないと乗り過ごしそうになりますし、乗るときと同様、降りるときも急がなくてはいけません。すぐ降りられるようにとお金を手にもって、ものすごく急いで降りました。
このせっかちすぎるバスのせいと言いたいのですが、慌てすぎたせいで、手に持っていた財布をバスの中に置いて出てしまったのです。なぜカバンにしまわなかったのか!
このことに気づいたのは次の日の朝でした。どこでなくしたのかもわからず、どうすればいいかもわからず、パニックでした。
ちなみにこのとき財布に入っていたものは
現金(日本円と台湾ドル)、クレジットカード2枚、免許証
保険証、学生証、ICOCA、キャッシュカード2枚
海外旅行には必要のないものまで全部持ってきていました。普段の財布のまま持ってきてたのでした。これらをなくすなんて、絶望ですよね。お金すらおろせません。我ながらバカだったなと思います。
財布をなくして何をしたのか?
まずはホテルのフロントに相談しました。
ここではリアルに頭を抱えられて、あちゃーって顔をされました。そして「とりあえず警察に行け」というアドバイスに従い、警察署?交番?に行きました。
お店やホテルの人などとは異なり、警察官は日本語は通じず、Google翻訳を通訳替わりにして何とか説明し、紛失届のようなものを書かされました。(全部、漢字なので、何が書いてあったかはわかりませんでしたが、たぶん紛失届。)
次にクレジットカードを止めました。海外からの電話だと通話料が高いですが、背に腹は代えられません。
と、まあこれだけです。日本で財布をなくしたときと同じですね。
キャッシュカードとかもどうにかしないといけないのかもしれませんが、どっちみち台湾では使い道がないのかなと思って何もしませんでした。
財布をなくして得た教訓
まず海外で財布をなくすと、もし見つかっても旅行期間に返ってくるかが分かりません。もしかしたら最終日に落としたりなんてこともありえますしね。
そんなときに絶望しないでいいように、必要のないカード類はそもそも持って行かないのが正解だと思いました。
持って行っても現金とクレジットカード以外はそこまで使わないと思うので、別の財布に入れておくなどするといいと思います。
リスクの軽減、そして分散化。この考え方はビジネスなど様々な場所で活きてきますが、こういった場面でも有効なんですね。
あとは英語の重要性も感じました。いくら日本語が通じる人が多い国であっても日本語がわからない人はもちろんいて、それでも何かを伝えなくてはいけない場面が突然やってくることはあります。
英語が話せれば、緊急時でもスムーズに事を運ぶことができます。(ちなみに警察署で財布をなくした経緯や、財布の特徴を伝えるのに1時間以上かかりました。)
実はこの話には続きがあって…
なんと2日目の夜に財布が見つかり、3日目の朝に無事財布を受け取ることができました。中身を確認してみると、盗られたものは何もなく、全くの無傷でした。
なくした場所がバスの中だったのが不幸中の幸いだったのだと思います。
わりと目立つところに置いていたはずなので、誰かがバスの運転手さんに渡してくれたのかもしれませんが、ありがたいことです。
治安のいい国だと聞いていたのですが、それでも滞在期間中に、それも全くそのままの状態で返ってくるとは思っていませんでした。
財布をなくしたときは本当にショックでしたが、良い話のネタと教訓を得たので、プラマイゼロというかんじでしょうか。むしろプラスかもしれません。
台湾がいい国でよかった。ぜひ一度行ってみてください。
ちなみに一番のおすすめは日本にも出店しているのですが、小籠包で有名な鼎泰豐(ディンタイフォン)というお店です。ここの小籠包は反則級のおいしさです。空心菜炒めもおいしかった。