科学的見地から考えて、幽霊っていないよね?って話
こんにちは、あらきんです。
今回はもうすぐハロウィンということで、幽霊について考えてみたいと思います。
幽霊はいない
みなさんは幽霊はいると信じていますか?
僕はというと、まあタイトルからもわかるとは思うのですが、幽霊はいないと考えています。それはなぜか。今回はその理由をプレゼンさせていただきます。
そもそも幽霊とは何かおさらいしておきましょう?
Wikipediaによると、
幽霊(ゆうれい)とは、
死んだ者が成仏できず姿をあらわしたもの
死者の霊が現れたもの
Wikipedia参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/幽霊
要は死んだ人の霊ということですね。
肉体とは別のものであるということをおさえといてください。
いないと考える理由その1
幽霊が"見える"という現象に疑問。
まず、人間の目は何をもって「見える」と判断しているのか?
それは見る対象に光が当たり、その光が反射され、目の中に入ってくることで、「見えた!」と感じているのです。
つまり見えるということは、対象物に光が反射している、もしくはそれ自身が光を発しているということが絶対に必要なことなのです。
光を反射する、または光を発するということはどういうことなのかというと、エネルギーをもっているということなのです。
「光を発する=エネルギー」はなんとなくわかると思います。
光が幽霊とする対象物に反射して"見えている"場合、その対象物は光を反射しています。つまり実態があるのです。
さらに、「死んでるのに動く」みたいな実態のある幽霊は存在しないと考えますので、
「実態がある=幽霊ではない」 と言え、
光が反射するのであればそれは幽霊ではなく、なにかモノがそこにあるということになります。
なので幽霊が見えるということはありえないと考えられます。
ここで、霊感がある人とない人の差はなにか、ということに言及します。
まずこれについては2つの説を持っているのですが、
- 他の人より見える光の帯域が広い
- ただの思いすごし
まず1についてです。
人は可視光しか見えません。見えない範囲には紫外線とか赤外線とかいろいろな名前がついていますよね。
でもみんながみんな、同じ範囲の光が見えるのではなく、中には他の人より少し広い範囲の光まで見える人がいるはずです。
昆虫なんかは紫外線が見えるって言います。みんな同じように見えているわけではないので、見える光の帯域が異なるのは当然のことです。
で、その赤外線とか紫外線が見えちゃう人が、たまたまぼやーっと赤外線または紫外線の光を見ちゃって、
「幽霊だ!!」
と判断してしまっているのではないかという説が一つ目。
2つ目の説は、ただの思いすごしと言いましたが、ちゃんと理由があります。
人間のように、暗いところではっきりと目が見えない動物にとって、暗闇というのは本能的に恐怖を感じるものなのです。
なぜか?それはどこから襲われるかわからないから。
動物的ですね。本能とはそういうものだと思います。
しかし、野生の動物とは異なり我々人間は突然襲われるということはあまりリアリティのない話です。
なにかが出てくるかもしれないけど、そこ(暗闇)になにがいるかわからない。そして実際には何もいなくても、何かいるかもしれないと考えてしまっている人間の脳は、なにも見えていないのに見えたと錯覚を起こしてしまうことがあります。
そうして生み出されたものが幽霊です。これが2つ目の説。
ちょっとわかりにくすぎましたね。要は幽霊は人間の頭の中で生み出されたものであるということです。
いないと考える理由その2
こういう心理学の実験があります。
もともと幽霊が出るという噂のない場所があります。だれもそこで幽霊を見るということはありませんでした。ある日、「〇〇(その場所)は昔、戦争で多くの兵士が虐殺された場所だ」という噂を流すと、なんと不思議なことに、幽霊が見える人やそこを通って体調不良を訴える人が続出したというのです。
思い込みが幽霊を見せているという結果を強く裏付ける実験結果となりました。
現代の心霊スポットでも似たような現象が起きているのではないでしょうか…。
他にも、怖いと思っているときは、普段何気なく見落としているようなものが強く見えるようになったりと、幽霊に関しては、心理的な要因がとても大きく働いて発現していると考えています。少なくとも僕は。
今回の話は僕の個人的な考えなので、信じるか信じないかはあなた次第ということで。
てか、信じないで(笑)