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カフェでの作業が実はいいとされる3つの理由

みなさんは勉強や仕事をするときに、どこですることが多いですか?

家だったり、カフェだったり、最近では有料の自習室があったりしますよね。今回は「カフェ」にフォーカスをあて、その大きな3つのメリットをお話ししようと思います。

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カフェでの作業は捗る

カフェやファミレスなどに行くと、勉強をしている人やノートパソコンを開いて作業をしている人を多く見かけることでしょう。そんなカフェでの作業に対しては否定的な意見も少なくないですが、カフェでの作業は捗るということが科学的にわかっているのです。

 

1.  社会的促進という現象が働くから

社会的促進とは、作業や課題を遂行している時に、
そばに他者がいることで、その作業や課題の成績が
高まる現象を指す語です。

引用:社会的促進:心理学用語集 サイコタム

社会的促進とはつまり、公共の場など人の目に触れることで、常に他者の視線を意識してしまい、「頑張らなきゃ」と思う意識が働くことによってやる気が起き、集中力が増すという心理学的な現象です。

特にカフェでは、同じようにパソコンを開いて作業している人もいるため、よりこの社会的促進の効果が大きくなるのです。周りに人がいることで気が散るという人もいるかもしれませんが、集中力を高めてくれている存在でもあるのです。

 

2. 心地よい音楽と適度な雑音が集中力を高める

社会的促進という言葉を知り、それなら図書館などでもよいのでは?と考えるかもしれません。確かに同じように作業をする人もいて、他者の目があるため社会的促進の効果は期待できます。

しかし、カフェでは図書館と違い心地よい音楽が店内に流れていたり、ほかの人の話し声や物音が常に聞こえる環境です。当然、自分も図書館ほど音に気を配る必要はなく、静かにしなくてはいけないという集中を阻害してしまう可能性のある意識は抑えられます。

 

また、適度な雑音があるほうが人は集中力が高められるといいます。騒がしすぎてもダメ、静かすぎてもダメ。カフェでの雑音はその点、ちょうど良い雑音と言えるのです。

ヘッドホンで音楽を聴きながら作業している人も中にはいますが、もったいないことをしているのかもしれませんね。

 

 

3. 時間的制約とお金を払っているという意識がパフォーマンスをアップさせる

カフェでの作業をするにあたり、どうしても何かを買わなくてはいけません。そして買ったとしても、例えばコーヒー1杯で何時間も居座るのは罪悪感を感じてしまうでしょう。そのため、限られた時間で最大限のパフォーマンスを発揮しようという意識が働くのです。

せっかく作業をしようと思って来て、お金を払ったのだからやらなくてはいけない。そういった意識と、時間的な制約が集中力を高めるために非常に役立つものなのです。

 

何かを行う際に自分で時間制限を設けることで、脳への負荷を上げることができ、作業の効率化が図れるのだと言います。

家では、時間を意識しづらいため、どうしてもだらだらと作業をしてしまったり、ほかのことに目が移ったりしてしまいがちです。これで、時間を意識してしまうカフェなどに行くことがいかに有効的であるかということがわかったのではないでしょうか?

 

 

最後に

カフェなどでの作業がどうして捗るかということがこれでわかったと思います。家やいつもの場所での作業が思い通りに進まないなんて人は、カフェでやってみてはいかがでしょうか?いつもと違う環境で作業することが新しい刺激となり、インスピレーションを高めるかもしれません。

 

また、コーヒーの匂いにはリラックス効果があると言われており、ストレスを軽減させてくれる効果も期待できます。またカフェインにより、眠気や疲労感も取れることでしょう。カフェでの作業はいいこと尽くしです。

 

しかし、あまり長居しすぎてほかのお客さんに迷惑をかけてしまってはいけません。決して自分だけの場所ではないということを忘れないようにしましょう。