1人暮らしの女性は気を付けてほしい、玄関にある覗き穴に潜む危険
玄関の扉についている覗き穴。皆さんのお家のドアにはついていますか?
この穴の名前、「ドアスコープ」といいます。最近では、ついていない家もありますが、マンションなど集合住宅だとついている率はかなり高いのではないでしょうか。
扉の外に誰がいるのか、などを確認するための穴ですが、
実は、このドアスコープには危険が潜んでいるのです。知ってましたか?
そもそもドアスコープってどういうもの?
玄関などのドアに取り付ける広角レンズ。ドアを開けずに来訪者を確認でき、防犯に役立つ。◇和製語。ドア(door)+スコープ(scope)。「ドアアイ」「マジックアイ」ともいう。
使ったことがある人も多いでしょう。扉を開けずに外をのぞくことができるものです。小さい穴でも広い範囲見えるように、広角レンズというものが使われています。ドアスコープとは、簡単に言えば、ドアに広角のレンズつき望遠鏡のようなものが埋まっているというわけですね。
こんな便利なドアスコープにいったいどんな危険性が潜んでいるというのでしょう?
具体的に説明していきましょう。
ドアスコープに潜む危険①
このドアスコープ、部屋の中から外はのぞけますが、外から中はのぞけないですよね?
うんうん、と思ったそこのあなた!
その考えは間違っています!確かに、そのままのぞいたところで何も見えません。気になる方は、実際に自分の家のドアスコープで確認してみてください。
しかし実は、外からでも部屋の中をのぞくことができるグッズがあるんです。
その名もリバースドアスコープ!こんなやつ(詳しくはリンク先をチェック)↓↓↓
本来は外から帰ってきたときに、中に不審な人が入っていないかを確認するための防犯グッズです。(見て分かるように結構たくさん種類あります)
しかし、物も使いよう。これを使えば外から簡単に覗かれてしまいます。集合住宅とかだと、玄関外の廊下が外から見えにくいような構造になっているところも少なくないので、これを使って覗くことは難しくないかも…。変質者はいかなる手段を取ってでも覗いてきますからね。空き巣とかもいますし。
怖い。
でもこんなアイテムをわざわざ買ってまで覗いてくる人なんてなかなかいないでしょ。
って思いますよね?
確かに、そこまでする人は少ないかもしれません。ですが、実はなんと、単眼鏡(双眼鏡の片方ver.)を逆に当てて覗くだけでも見えてしまうんです。難しい話は割愛しますが、光の像を上手く調整することで簡単に見えてしまうのが、ドアスコープなんです。
レンズである以上、細工次第でどうにでもなってしまうのです。外からは見えないものではないということをしっかりと頭に入れておいてください。
簡単にできる対策!
外からの覗きを防ぐためには、物理的に遮断してあげるのが一番です。ドアスコープに蓋をしましょう。デフォルトで付いているものもありますよね。
100均とかで、こういう蓋を売っていますよ。
とても簡易的な方法として、半透明のテープ(セロハンテープなど)で内側の穴を覆うことで、外からは見えなくすることができます。
しかし、注意してください!
蓋をすることで外からの覗きを防止できることができますが、誰かが玄関前にいるときに、覗くときや蓋を開けることでレンズの明るさが変わって覗いているのがばれてしまうということもあります。ドアスコープ越しに目が合うのはとてつもなく怖いことですよね。
こればかりはどうしようもないことなので、覗く前に玄関を暗くしておく(光を外に漏らさない)などの対策をしてください。
ドアスコープに潜む危険②
よし、外から覗くことができないようにしたし、これでもう一安心。
なんて思っているそこのあなた!
まだ完全に安心はできないんですよ!
実はドアスコープは簡単に外せます。
小さいものなので、細工をされていたり外れていても気づかないなんてことも多いようです。特にワンルームでは、玄関とバスルームが近いので、知らぬ間に侵入されて、お風呂上りの姿を盗撮されるなんて事例もあるそうです。
つまりどういうことかと言いますと、この穴からカギを開けて中に入ることも可能なんです。
え?どういうこと?と思うかもしれませんが、仕組みは非常に簡単です。このドアスコープ を外して中に金具を伸ばし入れて、内側から鍵を開けるのだそう。
うーん、難しそう…。でも慣れれば早いとか。
友達がカギを無くしたときに、鍵の110番みたいなところに電話して、その方法で扉を開けてもらったそうなのですが、びっくりするくらい早かったそうです。(それで1万円くらいとられたとか(笑))
(2019年6月追記)
外しても、そのまま戻されていることもあるようなので、一度自分の家のドアスコープ を確認したほうが良いかもしれません。
こんなツイートを見つけました。
大学生の頃に覗き被害にあった体験を描きました。ちょっと怖いので閲覧気をつけてください pic.twitter.com/kFJiqBQ6q0
— 阿部あやな (@a_beayana) 2019年6月3日
対策
こればかりは簡単には対策はできません。一番効果的なのは付け替えること。
外から外せないようなドアスコープがもちろんあります。(外から回すと空回りする仕組み。)心配な人は交換をお勧めします。Amazonなんかで売ってます。
これは蓋もついているタイプでした。
ただ、外から覗けないようにしておくだけで、外そうなんて気持ちはずっと小さくなるはずです。一番簡単にできる外からの覗き対策をしておくだけでも、効果は絶大なはず!!
まとめ
女の人は多分自分が思っているよりもずっと痴漢とか、のぞきとか、そういう危険にさらされていることを意識しなくてはいけません。世の中には危ない人は結構います。ちょっと対策をしておくだけで、随分変わることもあるでしょう。
もちろん、男性も空き巣対策や、変な人が家に来た時に困らないように対策をしていて損はないはずですよ。
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