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【思考の檻から解放されるということ】我、発想力を欲す。

発想力」。それは誰しもがほしいと思うものの一つではないでしょうか?

ビジネスの場面でも、面接などの試験での受け答えなどでも、枠にとらわれない自由でクリエイティブな発想ができる人には憧れますよ。特に就活の面接なんかでは、答える人の発想力とかより、逆にその質問考えた人の発想力すげーってなってしまうものもありますよね。

moshi2fantasy.hatenablog.com

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そう、発想力があるというのはすごいことなのです。 

あ、"発送"力じゃないですよ? 「メルカリで鍛えました」とかそういうのじゃないです。「購入されたその日中に発送できます」とかいいから、ちょっと黙っててください。

 

発想力がある人とない人の違いって何だろう?

ベースは同じ人間なのに、こうも斬新なアイデアを生み出すのはなぜなのでしょう?

世の中には想像力を鍛える本みたいなのが数多く存在します。それをパラパラ読んでみると、まあ似たようなことが書いてあるんですね。ざっくりいうと、想像力を鍛えるためには、

・固定概念を外す

 

・柔軟性を身に着ける

 

・既存のものを組み合わせる

 

 

ほうほうほう、なるほどねえ~~~…

 

 

 

・・・って、どうやるんじゃーーーーい!!!!

 

 

簡単に言うけど、簡単にできないようなことばかり。いや、まあちゃんと読めばそれなりに解説はしてあるのですが、固定概念を外すとか意識してできることじゃないですよ。

 

それ以前の段階でどんな違いがあるのかを考えなければいけません。基礎の基礎が大事なんですね。(どっかできいたセリフ)

僕はその違いは、2つのことに起因されると考えます。

 

多くのものごとに触れ、自分の引き出しを増やす

すごいアイデアを出す人も、周りから見れば、突然アイデアがふっと湧き出てきたかのように見えるのでしょうが、その本人からしたらその思考の裏にはしっかりとした筋道があるものです。

それはその人がこれまでに重ねてきた経験や得た知識が、その思考の道を照らしているからであり、これには多くの経験が必要不可欠です。広く深く、様々なことを知ることで枠にとらわれない発想ができます。

発想力がある人からしたら、固定概念は外すのではなく、外れるものなのかもしれません。

インプットの上手さ

 想像力・創造力に長けている人というのは、インプットしたものを自分の中で消化し、アウトプットする能力に長けているのだと思います。このインプットしたものを自分のものとして消化できるかどうかがとても重要で、発想力があるひととない人の差はここにあるのではないかと考えています。

 

どんなに多くの経験をしても、「ああ、おもしろかった」くらいで終わらせては、得るものも得られません。熟考するのです。得た知識を自分のものにしてしまうことは、何か新しいものを考えるときの道具を得ることと同じなはずです。確実にほかの場面で生かされるときが来るからです。

 

思考の檻に閉じ込められているという話

発想力は決して才能ではないと思います。物事をしっかりと多角的に考え続けることで、その基礎は十分鍛えられるはずです。

まあさっきも言いましたが、この手の本は数えきれないほどあるので読んでみてください。個人的にはこれがおすすめです。「アイデアのつくり方」という本です。

 超有名な本なので、知っている人もいるかもしれませんが、Amazonがオールタイムベストビジネス書100に選ぶほどの名著です。

 

 

話を戻します。

人の思考はどうしても無意識に限定的になり、制限を作ってしまっているということが多々あります。これを僕は「思考の檻」と表現しました。この思考の檻とはどんなものか例を用いて説明します。

 

 

有名なクイズですが、少し考えてみてください。知っている人は、「ああ、これか。」と思い出してくれれば良いです。

「下の図のように9個の点が書かれた紙があります。この点をすべて通るように、一筆書きで4本の直線で結んでください」

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すぐに答えにいきます。

これの答えは、下のようになります。

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どうですか?できましたか?答えを知っていた人も初めてやったときには、点のあるところでしか折れてはいけないとは問題には書いていないのに、無意識にその制限を入れてしまったという経験をした人は少なくないはずです。

人は無限に広げることのできるはずの思考を知らず知らずのうちに、狭くしてしまっているのです。

 

「これはこうに違いない」「あれはしてはいけない」といった制約はきっと気づいていないだけで、かなり多くの場面で課してしまっている可能性があるということには気づいてもらえたかと思います。

これが思考の檻です。ここからの解放を目指しましょう!

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では、この直線の数が4本ではなく、もっと少なかったらどうでしょうか?少し考えてみてください。

 

 

 

…どうですか?思いつきましたか?

 

こんな風に3本の直線でもすべての点を通ることは可能です。中心を通らなくてはいけないなんてルールはありません。

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太さも自由です。このようにめちゃくちゃ太い線を書けるペンがあれば、たったの1本でいけちゃうんです。

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紙を丸めてしまえば、らせん状に線を書くことで9個の点を通ることができます。直線かと言われるとかなり微妙ですが…。

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また、同じような考え方になるのですが、紙を地球の上に置いてあるものとして大きな視点で見ると、地球を3週することですべての点を通ることができます。

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ずるいと言われたらそれまでですが、こうでなきゃいけないというルールからはみ出すとはこういうことだと思います。

 日頃から何気ないことに疑問を持って思考を巡らせることが、そういった思考の檻の存在を気づかせてくれるのかなと思っているのですが、発想力って難しいですよね。

 

柔軟な思考をするために、もっと多くのことを知って経験して、多角的な視点を持てるようになりたいものです…。

他にも何か別の解答思いついた人がいましたらコメントください。