【いらすとや】ランダム機能を使って物語を作ってみたらまさかの結果に!!
みなさんお馴染みのいらすとや。このブログでは、いたるところで乱用しています。
記事を開けば、いらすとや。
いらすとやさん、ありがとう
そんないらすとやには、ランダムでイラストを表示させる「ランダムボタン」があるのをみなさんはご存知でしょうか?
一体どこにあるのかと言うと、まずテキトーにイラストをクリックします。
アルミホイル玉を作る人のイラスト…
最近ユーチューバーなどがよくやってるアレですね。時事ネタにもしっかり対応しているのが、いらすとやの特徴です。
まあ、内容はいいんです。
右下に注目してください。
ランダム!
イラストのインパクトに釣られて、気づかなかった人もいることでしょうが、「ランダムボタン」はこんなところにありました。
これをクリックすると、本当にランダムにイラストが表示されます。当たり前だ。
ただランダムに表示されるイラストを見てもおもしろくないので、今回はこのランダムに表示されるイラストを使って、物語を作るチャレンジをしてみます。
ルール
その前に簡単にルールを決めておきましょう。ルールはこの2つ。
- ランダムにイラストを10個表示させる。
- その10個のイラストを出た順番に使う。
- 物語を考えるのは、10個表示させたあと。
- 複数個のイラストがまとめて表示された場合は好きな1つを選んでも良い
たった10個かよ
うるさいなあ
イラストをあまりに多く使うと自分の首を締めることになるだけなので、10個だけでやってみます。まあ、10個もやれば十分ですよね?では、いこう!
10個のイラストで物語作成
10回のランダムイラスト表示により選ばれた10個のイラストはこちらです。
- ガッツポーズをしている女の子のイラスト
- エレクトーンを弾いている女の子のイラスト
- リンゴの皮むきのイラスト
- 点字ブロックのイラスト
- テロリストのイラスト
- ユーフォニアムのイラスト
- ポジティブな人のイラスト
- キーケースのイラスト
- 酔っ払いのイラスト「おばさん」
- バリカンのイラスト
が表示されました。この10個のイラストを使って物語を作っていきます。以下、自作の話です。考えながら書いているので変な文章ですがご容赦を…。
彼女の名前は、いらすとA子。特技は手から赤い3つの何かを出すこと。え?何かって何って?そういう細かいことはいいんです。ほら、また彼女が特技を披露するよ、見て!
「えいっ!!」
ポッ!
今日は彼女がどういう経緯でこの特技を身に着けたのかをお話しましょう。
話は彼女が幼かった頃にまでさかのぼります。
彼女がまだ幼い頃、彼女がなによりも好きだったのはエレクトーンでした。毎日毎日飽きることなく、ずっと弾き続けてました。
するといつの日からか、彼女は、彼女の弾くエレクトーンの周りに音符が浮かんでいるのが見えるようになったのです。でもその音符は他の人には見えないみたいでした。彼女だけにしか見えない音符。彼女はこの能力をスタンドと名付けました。(どこかで聞いたことのある人は忘れてください。)
ただあまり有用性のある能力ではなかったので、特に生活への影響はなく、普通の生活を送っていました。しかし、自分は特別だと思う気持ちが強かったせいなのか、彼女は人とは違う趣味を持つクセの強い女の子へと成長してしまったのです…。17歳のときの趣味はリンゴの皮むきでした。リンゴの皮をひたすら剥いては、その長さや皮の薄さを極めることに日々没頭していたのです。
ある日、いつものようにリンゴを買いに出かけると、事件は起きました。
信号待ちで止まったとき、彼女は背後から強い衝撃を受けたのです。思わず前のめりになり、無機質な点字ブロックが目に入ったかと思うと、意識は遠のき、気を失ってしまいました。
気が付くとそこは見たことのない部屋でした。コンクリートの打ちっ放しの壁に窓は一切ありません。身体はイスに縛り付けられ、手足は完全に拘束されています。
「ガチャ」と、扉の開く音がしました。後ろに扉があったようです。その扉から、黒づくめのいかにもテロリストといった風貌の男性が銃を持って近づいてきました。
「お前は我々の危険因子になりかねない存在だ。」
彼女に意味は分かりませんでしたが、テロリストはそう言って、彼女に銃口を向けました。
殺される・・・。恐怖で声も出ません。そして静かに死を覚悟しました。
そのときです!
♪♬~~~~
突然、きれいなユーフォニアムの音色がどこからともなく聞こえてきました。
「な、何の音だ!!!???」テロリストは外見に似合わないうろたえを見せました。
そして「ガチャ」と扉が開きます。
「間に合ったみたいだね。」
そこには笑顔の男の子がユーフォニアムを抱えながら立っていました。
「僕らの仲間に手を出すなんていただけないなあ」
男の子はケラケラ笑いながら言います。そしておもむろにユーフォニアムを咥えて弾き始めました。
♪♬~~~~
それと同時に、男の子の背後から流星群のようなものが出現しました。彼女は思わず自分の目を疑いましたが、どうも勘違いではないようです。
「あ、あれは…、なに??」
恐怖で固まっていた彼女の口からしばらくぶりに発せられた言葉はそれでした。しかし、テロリストには何も見えていないようです。彼女は幼いころに自分がエレクトーンを弾くと音符を現れたことを思い出しながらそれを眺めていました。
少年の背後から現れた流星群がテロリストの銃を破壊します。ボキッ。
「!!? くそっ!やられた!」テロリストは叫びます。
少年は笑顔のまま「あ、そうだ、これ返すね。」とテロリストにキーケースを渡しました。「なぜ、お前がこれを!?」テロリストは驚いていたのですが、きっと盗まれたのでしょう。
「ガチャ」
また誰かが入ってきました。顔の真っ赤なおばさんです。どこからどう見ても酔っ払いでした。異様すぎる光景に巻き込まれ、もう彼女の頭はパニックです。
よく見ると、おばさんの頭の上には丸い何かが浮かんでいます。「この人もか!」彼女は思いました。
「あんたにはお仕置きや、これでもくらい~」
おばさんはその丸い何かをテロリストにぶつけると、次の瞬間、テロリストは光輝きだし、まばゆい光に包まれたかと思うと、バリカンに変わってしまいました。
もう何が何だかわかりません。
あっけにとられながら、床に横たわるバリカンを眺めました。何が起きたのでしょう…?
おばちゃんは「あんたも気をつけなあかんで~」と彼女にそう言うと、「ほな、5軒目行ってくるわ~」と嵐のようにどこかへ去っていきました。
残った男の子はというと、縛られた彼女の拘束を解きながら、自分たちもスタンドを持っていることを話してくれました。そして今日のテロリストは、スタンド能力者を滅ぼそうとしている組織の一員だということも。
男の子は一連の話をし終わると、
「君に戦う能力を授けるよ。これを自分のものにするかは、君次第だけどね。」
と、彼女の手を握り、そして去って行きました。
その日からです。彼女の手から赤い何かが出るようになったのは。
彼女はこの能力が強力な武器になるよう毎日トレーニングしているのでした。
ポッ!
どうでしょう?
ランダム表示なので、脈絡のないイラストだったわりには、結構書けたなあと思っています。笑える話にしたかったのですが、全然ですね。(笑)
でも楽しく考えることができました。
いらすとやのイラストを使いこなせるように、これからも精進します。