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ブラックホールの撮影に成功!それって何がすごいの?って人はこれを見て!

4月10日に、ブラックホールの撮影に成功したというニュースが飛び込んできました。
mainichi.jp


え、むしろ今まで撮ることできてなかったの!?というのが無知な僕が最初に思ったことです。でも確かに、ブラックホールは光すらも飲み込んでしまう不思議な天体です。見ることはもちろん、撮影できないのも頷けます。今までどこかで見たことあるブラックホールの写真は全てCGだったんですね。当たり前ですが、インターステラーで見たあの映像も。
今はWikipediaの「ブラックホール」の画像は想像図ですが、今回撮影された写真に変えられるかもしれないですね。
(追記:4月15日に確認したらもうすでに変わってました。この記事を書いたときには想像図だったのですが。)
ja.wikipedia.org


そもそも、今回の撮影がなぜできたのか、何が難しいのか。
この疑問を解決してくれるのは、MITの大学院生ケイティ・バウマンによる「ブラックホールの写真を撮影する」というTEDの動画です。
この記事のタイトルにも書いたのですが、ブラックホールの撮影に成功!それって何がすごいの?って人はこの動画を見てください。凄さがわかります。(こちら、ちょっと難しいです。後半にもっとわかりやすい解説動画あります。)

www.ted.com

やや早口なので、ついて行くのが大変ですが、簡単に説明すると、
・理論的にはブラックホールを撮影するためには地球サイズの大きな天体望遠鏡が必要。
・しかし、実際にそんなサイズの望遠鏡を作ることはできない。
・地球上の複数の望遠鏡を用い、地球の自転を利用することで擬似的な地球サイズの望遠鏡を再現。
・撮影した大量の画像を集め、画像処理を施すことで撮像を生成。


こんな感じです。
擬似的な地球サイズの望遠鏡を再現というのは、うまく文字で説明することができないので、やはり動画を見て欲しいかなと思います。5分30秒くらいから再生してください。


簡単に言いましたが、撮影難易度と画像処理の難しさがものすごいんですね。

〜〜〜〜〜〜
もっとわかりやすい解説動画が見つかったので、紹介しておきます。
日本語ですし、しかもより踏み込んだ内容まで触れています。僕の記事では、ここまでにしておきますが…。
www.youtube.com

まとめ

ブラックホールは銀河の中心にあり、ブラックホールを知ることは銀河を知ることに繋がります。銀河の中で星ができ、太陽ができる過程を知ることができ、最終的には僕たちの生活に何かしらの形で跳ね返ってくることが期待されます。果てしないですけど。
今後は動画の撮影が目標らしく、楽しみにしたいですね!