ハグの効果ってすごい!でも妄想の力もすごいってなる話
昨年、ガッキーと星野源が出ていたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で「ハグの日」という日が設けられていたのを覚えていますか?
ちなみに火曜の燃えるゴミの日だったはずです。ガッキーとハグできるなんて、素晴らしすぎる火曜日ですね。
今回はそんなハグにまつわる驚きの効果についてまとめてみました。
ハグによってもたらされる効果
最近、ハグしていますか?人と人が抱きしめあうことって、実は多くの効果があるんです。うれしいとき、悲しいとき、怒りに震えるとき、どんな状態のときにも絶大な効果を発揮するハグ。一体どんな効果があるのでしょうか?
多幸感を与える
ハグをすることで βエンドロフィンと呼ばれる脳内神経伝達物質が分泌されます。このβエンドロフィンには、”幸福ホルモン”と呼ばれるものです。鎮静作用があり、幸せな気持ちを誘発すると言われています。
また、安心感をもたらす”セロトニン”や、快楽物質である”ドーパミン”も分泌されるようで、不安が和らぎ、多幸感を得ることができます。
好きな人にハグされて、「幸せだぁ…」ってなるのはこのためかもしれませんね。
ストレスを和らげる
人は30秒のハグで1日のストレスを約1/3にまで減らすことができるといわれています。が、ストレスの量ってはかることできないような…。って思うのは僕だけ?
しかし、ハグをすることでストレスを軽減する作用のあるオキシトシンが分泌されるらしく、ハグがストレスを和らげることは間違いなさそうです。
最近では医療現場に「ハグヒーリング」や「タッチセラピー」と呼ばれるハグが用いられる療法も増えているようです。
安眠効果
ハグは安眠や熟睡に繫がり、睡眠の質を高めてくれます。これは、ハグをする事で日頃のストレスが緩和され、副交感神経が優位になることで心地よい眠りに就きやすくなるからです。
抱き枕でも同様の効果が得られます。だから売れるのでしょうね、抱き枕。
健康になる
え?健康になる?そんなバカな~。って思うかもしれませんが、これもきちんと科学的に実証されています。
カーネギーメロン大学の心理学者と、バージニア大学健康科学センターの小児科、ピッツバーグ大学の耳鼻咽喉科専門家らによるチームにより、「ハグをすると風邪予防になる」という論文が出ました。ここにその内容が書かれています。
その中に、こんなことが書かれていました。
ハグを受けた回数が多いほど風邪をひきにくく、症状が出ても軽いことが判明した
まあ結局は、ストレスとの関係なのかもしれません。免疫力の低下をさせるストレスをハグが解消してくれるから、ハグをするほど風邪をひきにくい、ということでした。
絆を深める
ハグでお互いの愛情や、絆を確認できたり、心の距離を近づけたりすることができますよね。
親愛の気持ちを伝える、相手への信頼感を伝える、人とつながっているという感覚を得る、幸せを分かち合う、相手から元気をもらう、ヒーリング、ストレス解消など、ハグの目的はさまざまです。
フリーハグキャンペーン(フリー・ハグズ)なるものがあるらしい
フリー・ハグズとは街頭で見知らぬ人々とハグ (抱擁) をして、素晴らしい何か(愛・平和・温もりなど)を生み出す活動である。
僕は初めて聞く言葉だったのですが、意外と日本でも負フリーハグの活動をしている人はいるらしく、ツイッターやインスタグラムで検索すると結構な数の投稿がヒットします。
『渋谷駅前☆愛瀬さんの初フリーハグ体験』#フリーハグ#渋谷
— フリーハグしよっ! (@freehugs_gyu) 2017年9月30日
https://t.co/OcbHwzjz5Q
もしかして、流行ってたりする?学際やハロウィンで行っている人たちも多かったですが、そこに下心がある人もいるような、そんな気がしました。
そもそもこのフリーハグの目的は、「見知らぬ相手とハグ(抱擁)をして、愛と平和を生み出そう!」というものらしいです。
実は相手がいない人は妄想だけでもいける!
ハグがすごい効果を持っていることはわかった。でも、相手がいないし…、っていう人に朗報です!なんと、相手がいなくても妄想だけでも効果があるそうなんです!
一人で癒すことができることが分かってしまいました。もしかしたら、これは悲報だったかもしれません。フリーハグに行かなくても、癒しは自分で作り出せますね。妄想の力すごい…。
そっか、それなら僕はガッキーとハグする妄想を…、ふふふふふふふふ…。
(相手がいなくても、抱き枕とかペットで効果あるのに、それをわざわざ妄想で補うってなんかやばいですね笑)